知識と軽登山と子どもと

今日は軽登山のお話をします。
私が登山に触れたのは、大学生の時です。アウトドアグッズ(特にザック類)が大好きだった私はアウトドアショップでのアルバイトをしていました。
大好きなアウトドアグッズとアウトドア好きな仲間に囲まれて、毎日楽しく働いていました。

もちろん道具好きなので、知識に関しては貪欲です。
アパレル・道具・食品などジャンルを問わず、お店で扱っているアイテムのカタログなどは熟読し、各メーカーごとのコダワリの部分やターゲットにしているお客様層などをキチンと把握します。
特に好きだったのがザックやアパレルの素材関係で、防水透湿素材やフリース、引き裂き防止素材などの細かい資料などを貪るように読み漁っていました。

当然ショップの中でも知識はズバ抜けて増えていくので、お客さんからの質問にもテキパキと答えることができて、お客さんからも周りの仲間からも信頼されていきます。
そう、ただひとつ・・・実際の使用感を除いては・・・

当時の私はアウトドアグッズをタウンユースまでしか考えていなくて、実際の登山はおろかバーベキューすら行ったことがなく、当然現場で使った感想など言えるはずもありません。
登山やバーベキューにも特に興味はなく、あくまで知識を増やすことが好きだった私は「いびつなアウトドアマン」としてショップ店員としてキャリアを重ねるのです。
結局数年間お店で働かせていただく間、1度もアウトドアの現場に出ることはありませんでした。

時は過ぎて、男の子のいる家庭を持つようになると、自然に外遊びのシチュエーションが増えてきます。
そうなると俄然アウトドアの興味も沸いてくる訳です。
学生の頃に頭に詰め込んだ知識って、意外と残っているんですね。
当時の知識と現在のトレンドを上手に織り交ぜながら、改めてアウトドアグッズを増やしていくのは非常に楽しいです。

そしてここ数年、長男と次男を連れて軽登山にチャレンジするようになりました。
あくまで軽登山なので、本格的な登山靴が必要でないレベルの山をセレクトして、子どもと一緒にスニーカーで上ります。

最初は数百mの小さな山からスタートして、往復1時間程度の登山を楽しんでいましたが、最近はもっと大きな山を目指すようになってきています。
昨年は1800mクラスの山を登りましたが、さすがに子供たちにはキツかったようで途中何度も弱音を吐きながらもお互いに励ましあって何とか登頂できた感じです。

キツくて長い登山となると無口になりがちですが、数百mの軽い登山は子どもと楽しく会話しながら、たっぷり寄り道もしながらグイグイ登ります。
日々成長して、心も体も逞しくなっていく子どもたちを実感できて、父として嬉しいですね。

数年後は末娘も一緒に軽登山する日が来るのかなぁー
と楽しみにしつつ、長男次男がいつまで一緒に登山してくれるか、一緒に登山できても長男次男に置いていかれないか、などなど楽しみな心配をしつつ、今年も子どもたちと山を目指します。